【初心者向け】ユニットバスの施工に資格は必要ない?

2023.05.30

愛知県内にてユニットバスの設置を行っております、源住設合同会社の田中 源太といいます。

どのお家にもあるユニットバス。
一日の疲れを癒す場所、あるいは雨天時に洗濯物を干す場所として欠かせない存在です。
電気・ガス・水道が一堂に会する設備なので、設置には難しい資格が必要ではないか、と思う方も多いかもしれません。
しかし、実は専門の資格がなくても大丈夫。
未経験の方でも、ユニットバス職人の世界に飛び込めます。

今回はユニットバスの施工に対して、必要なものなどについてご紹介したいと思います。

■ 特別な資格は必要ない

先述しましたが、ユニットバスの組立てには特別な資格は必要ありません。
電気・ガス・水道は取り扱いが難しいため、電気工事士や給水装置工事主任技術者といった国家資格をもつ職人が、現場に入って工事を行います。
ユニットバス職人は、ユニットバスの組立てを担当するので、これらに触ることはなく、組立て自体にも国家資格はありません。
会社に入って働くなら、未経験の方でも十分参入が可能といえるでしょう。
慣れてくれば、一日で1つのユニットバスを組めるようになるので、数をこなすことにより給料も上がっていきます。

ただし、独立するにはユニットバスメーカーの実施する講習への参加が必須といえます。
ユニットバスの組立て方はメーカーごとに異なるため、たとえばLIXILの製品を施工したい場合は、LIXILの技能講習で組立て方を覚えて「取付技能者」として認定されないといけません。
講習はいつでも行っているわけではなく、LIXILの場合、「参加には販売契約を結んでいる流通店からの直接の推薦」が必要です。
このような講習制度は大手のメーカーで行っているので、海外や国内の中小メーカーであれば例外もあるようですが、大手の製品を扱えないのはマイナスになるでしょう。
まずは会社に就職してユニットバスの組立てを実務で経験し、独立に際して講習を受けるのが近道です。

メーカーごとに講習を受けて組立てられる製品が増えると、さまざまな施工に対応できるようになるでしょう。

参考元:株式会社LIXIL「システムバス取付技能者研修 お問合せフォーム」>>

■ 体力は必要

ユニットバスの組立てに経験・資格は問われませんが、体力を使うので、その点は注意してください。
軽量化は進んでいるものの、浴槽は100kgを超えることもあり、運搬や設置には細心の注意を払わないといけないでしょう。
建物によっては、運搬そのものがハードになることもあります。
たとえば、大東建託の新築建物だと、建設段階で階段やエレベーターがないことがあるので、2~3階であれば手で持ち上げる場合が。弊社では数人で協力して運搬は行いますが、1階に一人、2階に一人と配置して手渡しすることもざらです。
作業環境は室内なので雨風や日射はしのげますが、空調はないので夏場は負担に感じるかもしれません。

数をこなすうちに体力はついていくものの、続けていける持久性は必要といえます。

■ 独立は早い段階で可能

ユニットバスの組立てで身を立てたい、と考えている方にとって、どれくらいで独立ができるのかは気になるところかと思います。
建設業はとにかく親方の元で経験を積んでいかないといけない、というイメージが浸透していますが、ユニットバス職人だと短くて済むことも。
大手メーカーから求められる実務経験のラインとしては、半年~1年ほど。組立て自体は、弊社では慣れてくると3か月で一人でできる従業員もいました。
独立には運転資金の貯金や開業手続き、先の講習に合格するなどの壁がありますが、ほかの建設業に比べると早い段階で可能かもしれません。

■ 源住設合同会社はユニットバス職人を募集中!

源住設合同会社は、愛知県半田市にあるユニットバス設置専門会社です。
現在業績好調につき「ユニットバス職人」を募集しております。
職人歴23年以上・10年以上の従業員が丁寧に教えますので、未経験の方でもご安心ください。
講習の受講手続きも行い、受講費や学習費も会社が負担。
社会保険も完備しており、有給も取りやすい環境です。
順調にいけば独立も可能ですので、近くにお住まいでしたらぜひご応募ください。

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■まとめ

ユニットバスの組立てに資格は必要ありませんが、独立を視野に入れている場合は、大手メーカーの講習を受けて代理店としての任命を受けられるよう、経験を積む必要があるでしょう。
数をこなせると、報酬も高くなりますので、若いうちに始めたほうが有利かもしれません。

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